(株)沖データは、2009年度に、英国生産拠点であるOki(UK) Ltd.(OUK)において、照明と空調の最適化やサーバ統合などにより、2007年度の17%にあたる約60万キロワット時の使用電力(CO2排出量換算値で315トン)を削減したと発表した。同社は、2008年度に環境戦略を策定し、世界主要52拠点のCO2排出量を2012年度までに2007年度実績から6%削減することを目標として、各拠点で活動を続けている。1987年7月に設立したOUKは、2005年11月に、自然光や外気を取り入れた最適温度管理設計を施した環境配慮型社屋に移転を完了し、旧工場に比べ年間280万キロワット時の電力削減に成功している。今回さらに、生産性向上による稼働時間の短縮に加え、生産エリアの照明と空調を一括で消すスイッチの設置や、小エリア単位で必要な場所だけに照明と空調を稼動させる対策などを実施した。また、サーバ統合によりサーバ台数を半減したほか、エアコンと空気圧縮機のインバータ化などの対策も実施した。
情報源 |
(株)沖データ プレスリリース
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機関 | (株)沖データ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 工場 | 環境配慮 | 沖データ | 照明 | 空調 | サーバ | インバータ | OKI | 温度管理 |
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