トステム(株)は、業界初となるフレーム(框)と複層ガラスの新一体化技術(特許出願中)により、断熱性能と眺望性を高めた環境配慮型の窓商品を開発したと発表した。その第1弾として、高断熱複層ガラスを標準採用したアルミと樹脂のハイブリッド型窓商品を2010年10月より東北地域で先行発売し、その後順次全国で販売する。今日、家庭部門からのCO2排出量を削減するために、長期優良住宅や住宅エコポイント制度の導入など、住宅の高断熱化、さらには熱の出入りが最も大きい開口部の断熱化が注目されている。こうした背景を踏まえ、同社では、フレームと複層ガラスを強固に一体化し、従来の窓とは全く異なるスリムなフレームながら、窓として強度・性能・品質を保証する独自技術を開発。今回の新商品では、同技術を採用することで、1)複層ガラス中央部の面積拡大による断熱性向上、2)フレームのスリム化によるデザインの向上と眺望性の改善、を実現している。