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 豊田通商(株)、バイオディーゼル燃料製造の新たなプロセスを開発

発表日:2008.01.21


  豊田通商(株)は、グループ企業の豊田ケミカルエンジニアリング(株)及び製油メーカーの太田油脂(株)と共同で、低コストで高品質のバイオディーゼル燃料を製造するプロセスを開発した。バイオディーゼル燃料は、石油価格高騰と温室効果ガス削減を背景に、環境対応型の軽油代替燃料として、今後世界的な需要増加が期待されている。しかし石油と異なり、地域により原料の量・質にばらつきがあるため、生産コストと自動車燃料としての品質確保が課題であった。開発した新プロセスは、ユーティリティインフラが整わないような海外原料サイトで、地産地消型事業が可能な経済性と欧州及びJIS規格に適合する品質を実現可能であり、以下の特長を持つという。(1)工業用水や排水施設が不要、(2)シンプルな装置構成のためランニングコストが低減可能、(3)小規模生産から大規模生産のニーズにも対応可能。

情報源 豊田通商(株) プレスリリース
機関 豊田通商(株)
分野 地球環境
キーワード 豊田通商 | バイオディーゼル燃料 | 軽油 | 代替燃料 | 豊田ケミカルエンジニアリング | 太田油脂
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