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 JFEエンジニアリング(株)、食品残渣バイオガス発電システムを中国で初受注

発表日:2010.09.06


  JFEエンジニアリング(株)は、中国河南省鄭州市のレストラン厨芥処理事業向けに、バイオガス発電システムを受注したと発表した。これは同システムの中国での初受注案件となる。同社は今回、中国国内でレストラン厨芥の収集・運搬からバイオガス製造までを手掛ける青海潔神環境能源有限公司(以下、青海潔神)と業務提携契約を結び、青海潔神が鄭州市から受託した同事業へ、メタン発酵設備およびガス発電設備を供給する。同システムの導入により、日量200トンのレストラン厨芥から900kWを発電できるという。中国では一般廃棄物、産業廃棄物、下水汚泥、レストラン厨芥のほとんどが埋立て処分されているため、最終処分場の逼迫や周辺環境の汚染が深刻な問題となっており、廃棄物の適正処理による減容化、再資源化のニーズが高まっている。特にレストラン厨芥の処理については、収集・運搬から無害化・再資源化までを一貫して行う事業権を市が民間企業に付与し、インフラ整備を加速させる動きがある。今後、同社は青海潔神との提携により、当面は年間2~3件の受注を目指すという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース(PDF)
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード バイオマス発電 | JFEエンジニアリング | バイオガス | 中国 | 最終処分場 | 廃棄物 | 食品廃棄物 | メタン発酵 | レストラン
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