(株)竹中工務店は、(株)神鋼環境ソリューション及びテラル(株)と共同で、百貨店やホテル、レストランなどの複合ビル内で発生した生ごみ(食品廃棄物)や厨房排水からバイオガスを作り出し、エネルギー源として再利用する「都心型バイオガスシステム」を開発したと発表した。同システムは、各階ディスポーザー室、管路システム、メタン発酵システム、バイオガス利用などのシステムを建物に組み込み、食品廃棄物、厨房排水、雑排水からエネルギーを得ることができるもので、臭気対策をはじめ、防災、地震対策を図ることで、都心部の高層建物での稼働が可能となったという。なお、同システムは、近畿日本鉄道(株)が2014年の開業を目指して建設中の「阿部野橋ターミナルビルタワー館(仮称)」に採用される予定。竹中工務店では、今後、都心部の複合建築や再開発物件をはじめ、高層建物以外でも生ごみや排水処理を必要とするショッピングセンター、食品工場などに向けて同システムを提案していくという。
情報源 |
(株)竹中工務店 ニュースリリース
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機関 | (株)竹中工務店 |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | 排水処理 | 竹中工務店 | バイオガス | 食品廃棄物 | 生ごみ | 神鋼環境ソリューション | メタン発酵 | 都心型 | テラル | 厨房排水 |
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