(株)富士経済は、バイオマス利活用装置・プラント、製品の国内市場を調査した結果を公表した(調査期間:2017年4月~7月)。同社によると、2016年度のバイオマス利活用装置・プラント市場はFIT需要が引き続きけん引し、バイオマス直接燃焼ボイラの需要を中心に大幅に拡大した。今後、FIT価格改定の発表により急増した新規認定案件が、2020年にかけて本格的に運転を開始することから、バイオマス発電設備としてバイオマスボイラ用蒸気タービン等の需要が増加するとみられる。注目市場として、1)バイオガス化(メタン発酵)設備は、食品廃棄物を対象としたプラントの需要が増加し、2020年度には2016年度比30.9%増の288億円、2)、藻類利用製品は、東京五輪に合わせてバイオジェット燃料を出荷予定であることから、2020年度には同年度比22.8%増の156億円、になると見込まれるという。
情報源 |
富士経済グループ プレスリリース(PDF:194KB)
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機関 | 富士経済グループ (株)富士経済 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | バイオマス発電 | バイオマス | バイオガス | ボイラ | 富士経済 | 藻類 | 食品廃棄物 | メタン発酵 | バイオジェット燃料 | FIT |
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