JFEエンジニアリング(株)は、同社が代表の特別目的会社「(株)豊橋バイオウィル」が、豊橋市で複合バイオマスエネルギー化施設の稼働を、2017年10月1日から開始したと発表した。同施設「豊橋市バイオマス利活用センター」は、これまで別々に処理されていた下水汚泥、し尿・浄化槽汚泥、生ごみを集約してメタン発酵処理し、生成したバイオガスを燃料として発電する施設。こうした複合処理により、これまで回収していなかった廃棄物エネルギーの有効活用を図ることに加え、メタン発酵に伴い発生する残渣も炭化して燃料化を行うことで、完全エネルギー化を実現する。また、別々の施設で処理する場合に比べ、建設、維持管理・運営にかかるコストを低減することが可能となる。バイオガス発電による発電量は24,000kWh/日、燃料化による炭化燃料は6.5t/日になる見込み。豊橋バイオウィルでは、今後20年間にわたる施設の維持管理・運営を行うという。
情報源 |
JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース
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機関 | JFEエンジニアリング(株) (株)豊橋バイオウィル |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル |
キーワード | バイオマス | JFEエンジニアリング | 廃棄物 | メタン発酵 | バイオガス発電 | 炭化燃料 | 豊橋バイオウィル | 豊橋市 |
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