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 JFEエンジニアリング(株)、中国で大型ストーカ式ごみ焼却炉を受注

発表日:2010.11.25


  JFEエンジニアリング(株)は、中国上海市で、施設規模800t/日(400t×2炉)の大型ストーカ式ごみ焼却炉を受注したと発表した。同焼却炉は、上海市の都市ごみ処理事業権を持つ上海環境集団が設立した特定目的会社が建設するもので、JFEエンジニアリングは、設計、主要機器の供給、および据付時のスーパーバイザー派遣を請け負う。竣工は2012年8月の予定。中国では、生活ごみの処分は埋立てが主流のため、最終処分場の逼迫や周辺環境の汚染が深刻な問題となっている。中国政府は、焼却処理による無害化・減容化の推進のため、2011年から始まる第12次5ヵ年計画期間中において、毎年20ヶ所以上のごみ焼却炉の建設を計画するなど、環境産業全体で総額40兆円の投資を行うことが決定されている。同社は今後、拡大が予想される中国の都市ごみ処理において、ごみ焼却炉、バイオガス発電システム及びリサイクルシステムをはじめとした、さまざまな都市環境プラントを幅広く提案していくという。

情報源 JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース(PDF)
機関 JFEエンジニアリング(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード バイオマス発電 | JFEエンジニアリング | 無害化 | 中国 | 最終処分場 | 廃棄物 | 焼却炉 | ストーカ炉 | 減容化 | 上海市
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