パナソニック電工(株)は、中国の大連市で、低炭素住宅プロジェクトを開始すると発表した。このプロジェクトは、大連市の大手不動産デベロッパーである億達集団有限公司(以下「億達」)との連携の下、パナソニックグループの省エネ製品(住宅用LED照明、住宅用調湿パネル、省エネ型の食器洗い乾燥機や冷蔵庫など)を積極的に採用するなど、戦略的な協働を進めることにより、同市での低炭素住宅の建設を促進し、2012年度までに約5,000戸の建設を目指すもの。同社は2003年より、中国の一般的な「スケルトン住宅」に対して一括して内装製品の提案、工事を請け負う内装事業を、上海市や大連市で展開。大連市では、「億達」との共同出資で「パナソニック電工・億達装飾工程大連」を立ち上げ、事業を拡大してきた。今回のプロジェクトでは、「億達」との連携を強化し、大連市における住宅スタイル・生活スタイル・省エネ意識の変革とその実践を進めるという。