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 環境省、第三次環境基本計画の進捗状況の第4回点検結果を発表

発表日:2010.10.08


  環境省は、第三次環境基本計画の進捗状況の第4回点検結果を発表した。今回、1)「地球温暖化問題に対する取組」、2)「物質循環の確保と循環型社会の構築のための取組」、3)「化学物質の環境リスクの低減に向けた取組」、4)「生物多様性の保全のための取組」、5)「環境保全の人づくり・地域づくりの推進」の5分野について、重点的に調査、審議が行われた。点検結果の概要は以下の通り。1)我が国の温室効果ガスの年間総排出量(平成20年度)は、基準年(平成2年度)の総排出量を1.6%上回る。2)資源生産性、循環利用率及び最終処分量は、順調に推移。3)PRTR対象物質のうち環境基準・指針値が設定されている物質等の排出量は減少傾向。4)絶滅のおそれがある種数の評価対象種数に対する割合は上昇。5)体験型の環境教育・環境学習活動に参加した国民の割合は概ね横ばい傾向で、地方公共団体の環境基本条例及び地域環境計画等の策定率は上昇傾向。また、全般的な評価として、今後は、国民にとって身近な地域ごとの施策から各国と連携した地球規模の施策まで、国民各層の参加も得ながら戦略的に展開すべきこと等が指摘されたという。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
健康・化学物質
自然環境
環境総合
キーワード 生物多様性 | 化学物質 | 循環型社会 | 地球温暖化 | 環境省 | 温室効果ガス | 環境リスク | 環境保全 | 環境基本計画 | PRTR
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