(株)矢野経済研究所は、照明市場に関する調査結果を「2010年版 照明市場の展望と事業戦略」にまとめた。この調査は、照明器具、電球類、LED照明(LED照明器具、LEDランプ)のうち、建築物に付随する照明や道路照明など一般照明用途に使われているものを対象としたもの。調査結果によると、2009年の一般照明用途の照明総市場は、2008年秋以降の景気悪化の影響により、7,227億円(前年比94.6%)に減少した。一方、2010年は、省エネ法の改正や景気対策としての公共事業の増加によって、LED照明等の高効率照明への切り替えが進み、7,420億円(前年比102.7%)に増加する見込み。なお、LED照明については、省エネ法の改正等により省エネ推進が社会的な潮流となるなか、2009年に照明メーカーおよび新規参入事業者各社から電球形LEDランプが次々と発売されて普及が飛躍的に進展。その市場規模は2009年に374億円(前年比249.8%)へと増加し、2010年には730億円(前年比195.2%)となる見込みという。
情報源 |
(株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
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機関 | (株)矢野経済研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 市場調査 | 省エネ法 | 高効率照明 | LED照明 | 矢野経済研究所 | 需要 | 電球形 |
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