(株)矢野経済研究所は、国内の定置用蓄電池(ESS)市場に関する調査結果を発表した(調査期間:2012年7月~10月)。東日本大震災以降、震災時などにおける非常用電力需要が高まり、各電池メーカー等から家庭用、業務用蓄電製品の上市が相次いでいる。同調査における定置用蓄電池(ESS)は、鉛電池、リチウムイオン電池(LIB)、ニッケル水素電池、レドックスフロー電池、Na-S電池の5種類の蓄電池。調査の結果、2012年度における国内のESS市場規模(メーカー出荷容量ベース)は、前年度比116.8%の70万8,585kWhとなる見込みで、2015年度にはピークシフト/ピークカット・バックアップ用途(業務用、一般家庭用)が牽引し、126万542kWhまで伸張すると予測されている。また、2020年度のESS市場規模(同)は、2015年度比で912.3%、1,149万9,980kWhになると予測している。
情報源 |
(株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
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機関 | (株)矢野経済研究所 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | リチウムイオン電池 | AWG-KP | 蓄電池 | 市場調査 | ピークカット | 矢野経済研究所 | LIB | ピークシフト | 定置用 | ESS |
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