大阪府は、電気自動車(EV)用急速充電器(ソーラー併設)の設置事業者を決定した。同府では、「大阪EVアクションプログラム」に基づき、EVの利便性を高めてその普及を図るため、一般道への急速充電器の整備等を進めている。今回、同府内5ヶ所に急速充電器と太陽光発電システムを併せて設置する事業者等を平成22年11月18日(木)~12月3日(金)まで公募したところ、9団体11箇所の応募があった。この中から、既存充電器も含めた適正配置シミュレーション結果や主要幹線道路からの距離など、府内全域での効果的な配置やEVユーザーの利便性などの観点で採点を行った結果、4団体5箇所が選定された。なお、今回設置する5基はすべて通信機能を持ち、携帯電話から充電予約ができる「おおさか充電インフラネットワーク」に接続する。また、うち2基については、将来のバッテリーリユースを見据えた蓄電池併設型の急速充電器が導入されるという。