大阪府と大阪府立大学は、平成22年度「おおさか地域創造ファンド 広域支援事業(大阪産EV開発プロジェクト)」の助成対象事業を決定したと発表した。同ファンドは、活力とにぎわいあふれる地域づくりをめざして官民連携により設置したもので、新事業の創出による産業振興など、地域活性化の取組みを支援することを目的として、平成22年度から開始した。今回、平成22年9月からEV及びEV関連部品の技術開発等の取組みを募集し、1)EV及びコンバートEV開発等(小型三輪EVの量産タイプの開発等):6件、2)EV関連部品開発等(カーボンファイバーを用いたEVプラットフォーム等):6件、3)EV周辺機器開発等(普及型急速充電器等):3件、の合計15件を採択した。今後、平成22年4月に設立された大阪府立大学EV開発研究センターを中核拠点として、様々な関係者と連携しながら、府内ものづくり企業等による大阪産EVや関連技術の開発を進めていくという。