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 外務省、ヨルダン・ハシェミット王国に対する環境・気候変動対策無償資金協力「南部地域給水改善計画(詳細設計)」に関する書簡を交換

発表日:2011.01.12


  外務省は、平成23年1月12日(水)、ヨルダンの首都アンマンにおいて、同国に対する環境・気候変動対策無償資金協力「南部地域給水改善計画(詳細設計)」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国では、1人あたりの水の利用可能量が少なく、水資源の有効利用が重要な課題となっている。今回の協力は、同一配水区内で最大275mの高低差が発生する同国南部タフィーレ県において、送配水システムの改善に必要な施設と機材を整備するとともに、その維持・運営のための監視システムを構築し、技術指導を行うもの。これにより、対象地域(人口約4.8万人)への送配水が安定化し、これまで無駄になっていた年間35.2万立方メートルの水を有効利用できる。さらに、送配水のエネルギー効率の向上により、消費電力が3,438MW/年抑制され、二酸化炭素排出量が2,132トン/年削減されることが期待されるという。

情報源 外務省 プレスリリース
機関 外務省
分野 水・土壌環境
キーワード CO2 | 気候変動 | 消費電力 | 外務省 | 水資源 | エネルギー効率 | 無償資金協力 | 給水 | ヨルダン | 送水
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