外務省は、平成24年3月6日(火)、スリランカ民主社会主義共和国のコロンボにおいて、同国に対する環境・気候変動対策無償資金協力「キリノッチ上水道復旧計画」に関する書簡の交換が行われたと発表した。同国北部州キリノッチ県では、長年の国内紛争により県内唯一の上水道施設が損壊し、現在稼動していない。そのため、帰還民を含む同県の住民の多くが給水車や井戸水等に依存し、十分な水利用ができない状況にある。今回の協力は、同県において、上水道施設及び送配水管等を整備するとともに、上水道運営に係る技術支援等を行うもの。現在上水道が稼働していない対象地域において、2020年には人口の78.9%にあたる16,600人が上水道を利用できるようになる見込み。また、安全な水が安定的に供給されることにより、衛生状態が改善されるとともに、国内避難民の帰還が促進されることが期待されるという。
情報源 |
外務省 プレスリリース
|
---|---|
機関 | 外務省 |
分野 |
水・土壌環境 |
キーワード | 気候変動 | 外務省 | 衛生 | 無償資金協力 | 上水道 | スリランカ | 井戸水 | 送配水管 | 給水車 |
関連ニュース |
|