経済産業省、外務省及び環境省は、2011年1月24日(月)~28日(金)に千葉市幕張で開催された、水銀に関する条約の制定に向けた政府間交渉委員会(INC)第2回会合の結果を公表した。同会合は、2009年2月にナイロビ(ケニア)で開催された第25回国連環境計画(UNEP)管理理事会で、水銀によるリスク削減のための法的拘束力のある文書(条約)を制定すること、及びそのための政府間交渉委員会を設置して2010年に交渉を開始し、2013年までのとりまとめを目指すことが決定されたことによるもの。今回は、全5回のうち2回目で、条約に盛り込むべき内容に関する資料を中心に議論が行われた。会合の結果、1)各国からの意見を踏まえ、UNEP事務局が2011年10月末の次回会合に向けて条約の案文を作成すること、2)2013年後半に予定される条約の採択・署名のための外交会議を日本で開催することが了承された。なお、次回の第3回会合は、2011年10月30日~11月4日に、ワガドゥグー(ブルキナファソ)又はナイロビ(ケニア)において開催される。
情報源 |
経済産業省 報道発表
外務省 プレスリリース 環境省 報道発表資料 |
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機関 | 経済産業省 外務省 環境省 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 環境省 | 経済産業省 | 外務省 | リスク | 水銀 | 国連環境計画 | UNEP | ナイロビ | 条約 | INC |
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