中国電力(株)は、島根県の三隅発電所で「林地残材バイオマス石炭混焼発電実証試験」を開始すると発表した。同実証試験は、(社)新エネルギー導入促進協議会より「平成21年度林地残材バイオマス石炭混焼発電実証事業」の補助金の交付を受けて整備していた、林地残材バイオマス混焼設備が完成したことによるもの。林地残材と石炭との混焼発電を行い、CO2の削減量や発電設備の運用性等を確認するとともに、発電設備、排ガスおよび石炭灰への影響等について検証を行う。混焼する林地残材バイオマスとしては、島根県素材流通協同組合から供給を受けた木質チップを使用する。実証期間は、平成23年2月~平成24年度末。バイオマス使用量は、約3万t/年の予定で、CO2削減量は、約2.3万t-CO2/年、発電電力量は、約3,200万kWh/年となる見込み。同社は、同実証事業を進めることで、国内の未利用森林資源の利用を促進し、更なるCO2排出量の削減や地域活性化等に貢献していくという。
情報源 |
中国電力(株) プレスリリース(PDF)
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機関 | 中国電力(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | CO2 | 石炭 | 木質チップ | 森林 | 経済産業省 | バイオマス | 中国電力 | 林地残材 | 混焼発電 | 新エネルギー導入促進協議会 |
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