国内ニュース


 東北電力(株)、ハンガリーで合弁会社によるバイオマス発電所の営業運転を開始

発表日:2009.12.11


  東北電力(株)は、ハンガリー共和国において、地元企業との合弁会社を設立して建設を進めていた南ニールシェグ・バイオマス発電所(出力19,000kW)の営業運転を開始したと発表した。このプロジェクトは、木質チップを燃料としたバイオマス発電により、化石燃料を代替することでCO2の排出削減を図るものであり、京都メカニズムの共同実施(JI)事業として、2006年3月に民間企業として日本初の政府承認を取得し、2007年6月に着工していたもの。共同実施(JI)事業とは、先進国と市場経済移行国が共同で温室効果ガスの排出削減事業を実施し、それにより生じた削減分(排出権、ERU)を投資国(先進国)が自国の削減量に充当する制度。今回、同社は、これにより、2012年までに約32万トンのCO2クレジット獲得を見込んでいるという。

情報源 東北電力(株) プレスリリース
機関 東北電力(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 木質チップ | 温室効果ガス | バイオマス | 東北電力 | 京都メカニズム | JI | 共同実施 | 排出権 | ハンガリー
関連ニュース

関連する環境技術