関西電力(株)と三菱自動車工業(株)は、電気自動車の普及促進に向けた共同研究を平成20年2月から開始すると発表した。共同研究に用いる車両は、三菱自動車が開発した電気自動車で、高性能なリチウムイオン電池を搭載。この車両を関西地域で使用するのは初めてとなる。今回の共同研究では、関西電力が実証走行の実施・データの収集や実用性の評価を担当し、三菱自動車が研究車両の供給や実証走行データの分析を担当。具体的には、関西電力の管内に研究車両を1台配備し、顧客訪問などの業務で利用しながら運転データの収集等を行う。さらに、平成21年度には複数台を追加配備し、実証走行を実施していく予定という。