パナソニック電工(株)は、同社の汐留ミュージアムの常設展示コーナー「ルオーギャラリー」を、最先端のLEDなどの次世代照明でリニューアルしたと発表した。これまで同ギャラリーでは、ハロゲンランプや紫外線吸収膜付の高演色Hf蛍光灯を使用していた。今回のリニューアルでは、省エネ・長寿命という特長に加え、紫外線や赤外線などの有害光線が少なく、美術館などの展示品の損傷を抑えられるLEDを主照明として採用。具体的には、新製品で業界最小(同社調べ)の高演色LEDスポットライト、コンパクトなLEDダウンライト(特注品)をはじめ、展示ケース内のベース照明には、電球色~昼白色に色温度を変更できる高演色LED展示ケース照明(特注品)を設置。また、彫刻台にはNEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)委託研究の成果を活用した有機EL照明パネル(試作品)を試験的に採用した。これらの次世代照明により、消費電力の約50%削減を実現したという。
情報源 |
パナソニック電工(株) ニュースリリース
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機関 | パナソニック電工(株)(現:パナソニック(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 長寿命 | NEDO | パナソニック電工 | LED | 紫外線 | 高効率照明 | 有機EL | 赤外線 | 美術館 |
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