東京大学の東大グリーンICTプロジェクト(GUTP)は、LED照明の消費電力削減効果を実証したと発表した。同実証実験のLED照明は、GUTPメンバーの(株)大塚商会が提供した。今回、GUTPでは、同学工学部2号館で使用中の照明(省エネタイプ)1,046個をLED照明に置き換え、消費電力の測定を行った。その結果、明るさや空間の雰囲気に違和感はなく、消費電力を62%削減することができたという。これにより、LED照明は、省エネタイプの照明より、さらに省エネ効果が高いことを実証したことになる。現在、GUTPは、今夏の電力需要における消費電力削減にも積極的に取り組んでおり、省エネツールの1つとして同学他施設へLED照明の設置を展開していくという。また、これまでの成果を市場で活用できるファシリティマネジメントシステムとして体系化し、参画企業と連携を強化し、大塚商会を通じて企業や学校、自治体への普及につとめていくという。
情報源 |
東京大学グリーンICTプロジェクト 報道発表資料(PDF)
(株)大塚商会 ニュースリリース |
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機関 | 東京大学グリーンICTプロジェクト (株)大塚商会 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 実証 | 消費電力 | 東京大学 | LED照明 | グリーンICT | 大塚商会 | GUTP | ファシリティマネジメント |
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