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 三菱マテリアル(株)、九州工場黒崎地区で都市ごみ焼却灰のセメント資源化事業に着手

発表日:2011.06.02


  三菱マテリアル(株)は、同社の九州工場黒崎地区で、北九州市の協力を得て、2012年4月から「都市ごみ焼却灰のセメント資源化事業」を開始すると発表した。これは、黒崎地区構内に、「都市ごみ焼却灰のセメント資源化施設」を建設し、同社独自の技術により、焼却灰中に含まれる金属等の除去、水洗浄による脱塩処理を行った後、同工場の黒崎・苅田地区で、セメント原料として資源化するもの。1日当たり約100トン、年間約3万トンの都市ごみ焼却灰を受け入れ、処理する計画である。同社は今後、黒崎地区での洗浄施設の規模を拡大し、数十万トン規模の都市ごみ焼却灰の資源化を目指すことにより、これまで以上に埋立処分場の延命や天然資源の使用量低減など、地球環境にやさしい循環型社会の構築に一層貢献していくという。

情報源 三菱マテリアル(株) プレスリリース(PDF)
北九州市 記者発表資料(PDF)
機関 三菱マテリアル(株) 北九州市
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 焼却灰 | 循環型社会 | 三菱マテリアル | 北九州市 | 廃棄物 | 金属 | 資源化 | セメント | 都市ごみ | 脱塩処理
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