昭和シェル石油(株)は、200ヶ所を超える系列サービスステーション(SS)に、子会社であるソーラーフロンティア(株)が製造するCIS薄膜太陽電池を、2011年6月より設置すると発表した。これは、電力の逼迫が予想されている2011年の夏に向け、さらに節電を強化するため、東京電力、東北電力管内の同社所有SSの屋根へ太陽電池を設置するもの。当該エリアにある同社所有SS(約400ヶ所)のうち、半数を超える200ヶ所強に導入することで、節電活動をより強力に推進していくという。1SSあたりに設置される太陽電池は約5KWで、発電した電力をSSでの照明やエアコン等に使用する。これにより、現在取組んでいる電力使用量昨年比15%の節電に加え、太陽電池が発電する日中においては、昨年比約13%の電力使用量の削減が可能になるという。