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 ソーラーフロンティア、米ネット・ゼロ・エネルギービルにCIS薄膜型太陽電池を納入

発表日:2014.12.17


  ソーラーフロンティア(株)は、米国ニューヨーク州立大学ナノスケール理工学カレッジ(CNSE)のZero Energy Nanotechnology(ZEN)ビルに、CIS薄膜太陽電池を納入すると発表した。これは、CNSEと(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が2014年9月に発表したパートナーシップの一環であり、太陽光発電、照明、燃料電池、およびスマートビル・エネルギー管理システムといった最新の技術の導入から運用、試験およびデモンストレーションが行われる予定である。CIS薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、同社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率や発電性能が高く、環境に優しいことが特徴。今回供給するビルは、世界最大のネット・ゼロ・エネルギー建造物で、再生可能エネルギーとエネルギー効率化技術に関する「生きた実験室」の役割を担う。すでに製品出荷を開始しており、2015年夏のプロジェクト完成時には、合計で2.4MWの発電規模を備えた太陽光発電プラントとなるという。

情報源 ソーラーフロンティア(株) プレスリリース
機関 ソーラーフロンティア(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽光発電 | 太陽電池 | 薄膜 | CIS | 米国 | ソーラーフロンティア | ゼロ・エネルギー・ビル | ニューヨーク州立大学
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