ソーラーフロンティア(株)は、米国カリフォルニア州の太陽光発電所に、80MWpのCIS薄膜太陽電池モジュールを供給したと発表した。CIS薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、同社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率や発電性能が高く、環境に優しいことが特徴。今回供給する発電所は、EDFリニューアブル・エナジー社が米国カリフォルニア州カーン郡で開発・建設・運営する143.2MWpの太陽光発電所(カタリーナ・ソーラープロジェクト)。第1段階である約50MWp分の設備が2012年末までに、残りの設備は2013年6月までに稼働を開始する予定。また、同発電所で生産される電力は約3万5,000世帯分の年間使用量に相当し、毎年およそ7万4,000トンの温室効果ガスの排出が削減されるという。