三菱電機(株)は、「オフィスビル省エネシミュレーション技術」を適用した省エネ実証評価を、2011年7月1日から同社の情報技術総合研究所で開始すると発表した。同技術は、執務者の座席位置と在不在を考慮した照明制御と、ビルの熱特性や発熱量を過去のデータから推測する空調機制御という2つの側面からの省エネ効果をシミュレーションするもの。今回の省エネ実証評価では、夏季節電対策の一環として、構内の執務者を1棟のビルに集約。同ビルに省エネシミュレーション技術を適用し、ビル全体の総電力量を精度よく予測するとともに、適切な照明、空調制御やPC向け省エネ制御を行うことで、構内全体のピーク電力消費量25%削減を目指す。実証期間は2011年9月までを予定。同社では、今回の実証・評価の結果を、シミュレーターの精度向上などの改良や、快適性と省エネ性を両立できる製品開発に活用していくという。
情報源 |
三菱電機(株) ニュースリリース
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機関 | 三菱電機(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 三菱電機 | 照明 | 空調 | シミュレーション | オフィスビル | 制御 | 電力消費 | 節電 |
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