住友商事(株)は、トルコのクズルデレ地熱発電所向けに、60MWの富士電機製蒸気タービン・発電機を受注したと発表した。トルコでは、2010年12月に再生可能エネルギー法案が改訂され、国による電力買い取りの最低保証額が大幅に引き上げられた。また、2015年までに地熱発電容量を550MWまで引き上げるという目標を掲げている。こうした中、今回、クズルデレ地熱発電所では、20MWの既設発電所に隣接するかたちで、新規に60MWの地熱発電所を増設。これにより発電容量は計80MWになり、中東最大規模の地熱発電所となる。なお、同発電所では、発電のために使用した蒸気を、近隣地区への地域暖房に再利用していることから、同規模の一般火力発電所と比べると、地球温暖化対策への貢献度は非常に高いものになるという。同社では今後、トルコを含めた世界各地で、地熱発電の開発促進や設備納入を目指していくとしている。
情報源 |
住友商事(株) ニュースリリース
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機関 | 住友商事(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 住友商事 | 暖房 | 発電機 | 蒸気 | トルコ | 蒸気タービン | 地熱発電所 | 富士電機 |
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