丸紅(株)と(株)東芝は、インドネシアで地熱発電プロジェクトを受注したと発表した。インドネシアでは、昨今の急速な経済発展に伴い電力需給のひっ迫が著しく、また2004年より石油の純輸入国に転じていることから、石油資源への依存を減らしつつ、電力需給ひっ迫を解消することが急務となっている。また、同国は、約28,000MW相当の地熱発電開発ポテンシャルを有するといわれる世界最大の地熱資源国であり、現在約1,000MWに留まっている地熱発電量を今後拡大する計画を推進している。今回のプロジェクトは、インドネシアジャワ島西部バンドン郊外に、東芝製地熱蒸気タービン・発電機を含む設備による、総出力約55MWの発電所を建設するもので、運転開始は2014年の予定。なお、地熱発電は、掘削によって地下深部から天然蒸気を取り出しタービンを回すことによって発電する方式で、温暖化ガス(CO2)排出が少ない再生可能エネルギーとして注目されている。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
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機関 | 丸紅(株) (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | CO2 | 東芝 | 丸紅 | インドネシア | 地熱発電 | 発電機 | 蒸気タービン | 電力需給 | 石油資源 |
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