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 環境省、ヒートアイランド現象に対する適応策の効果の試算結果を公表

発表日:2011.07.19


  環境省は、都市の気温が上昇する「ヒートアイランド現象」に対する適応策の効果の試算結果を公表した。同省では、ヒートアイランド現象を防止する対策(緩和策)に加え、同現象が生じた場合でも人への影響を軽減する対策(適応策)の推進が重要との観点から、その効果について調査を進めている。今回、夏季の街路の暑熱環境に着目し、いくつかの適応策を行った場合の歩行者の熱ストレスについて、累積分泌発汗量を指標として評価検討を実施。その結果、並木による日陰を形成、活用することで、並木のない場合に比べ、歩行者が受ける熱ストレスは約23%も削減できるなど、街路の改良を伴う適応策の効果は大きいことが判明した。また、上着を着用して歩行した場合に比べると、クールビズ(上着なし)では約11%、さらに日傘を併用すると約20%と、人々の暑熱回避行動による適応策も、熱ストレスを大きく軽減できることが判明した。同省では今後、適応策の有効性について普及啓発を進めるとともに、適応策を導入した都市づくりの事例等の収集・提供を行う予定という。

情報源 環境省 報道発表資料
機関 環境省
分野 地球環境
健康・化学物質
大気環境
キーワード ヒートアイランド | 環境省 | クールビズ | 緩和策 | 適応策 | 都市環境 | 街路樹 | 熱ストレス | 日傘
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