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 福岡県、八女市でペットボトルキャップのリサイクルシステムの実証実験を開始

発表日:2011.08.31


  福岡県は、八女市で、これまで焼却処分されていたペットボトルキャップを回収・再生利用するリサイクルシステムの実証実験を、平成23年9月1日から開始すると発表した。福岡県リサイクル総合研究センターでは、八女市、飯塚市、(株)プラテクノマテリアル及び九州工業大学と共同で、「ペットボトル用キャップを効率的にリサイクルするしくみづくり」をテーマとした共同研究プロジェクトに取り組んでいる。今回、飯塚市(平成23年2月)に続き、八女市においてペットボトルキャップ回収の実証実験を開始する。同実証実験では、効率的なキャップの回収や運搬、市民への収益還元の方法等について検討し、最終的にはボトル並みにキャップの回収率を上げることを目指す。また、キャップを色分けすることで付加価値が上がることから、九州工業大学でキャップの色分け選別の技術開発を実施し、集められたキャップはプラスチック再生事業者である(株)プラテクノマテリアルで再資源化する。八女市では、実証実験の結果や共同研究の成果を見極めつつ、本格実施に移行する予定。

情報源 福岡県 記者発表資料(PDF)
機関 福岡県
分野 ごみ・リサイクル
キーワード リサイクル | ペットボトル | 実証実験 | 福岡県 | 九州工業大学 | 八女市 | キャップ | プラテクノマテリアル | 飯塚市
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