福岡県は、八女市で、これまで焼却処分されていたペットボトルキャップを回収・再生利用するリサイクルシステムの実証実験を、平成23年9月1日から開始すると発表した。福岡県リサイクル総合研究センターでは、八女市、飯塚市、(株)プラテクノマテリアル及び九州工業大学と共同で、「ペットボトル用キャップを効率的にリサイクルするしくみづくり」をテーマとした共同研究プロジェクトに取り組んでいる。今回、飯塚市(平成23年2月)に続き、八女市においてペットボトルキャップ回収の実証実験を開始する。同実証実験では、効率的なキャップの回収や運搬、市民への収益還元の方法等について検討し、最終的にはボトル並みにキャップの回収率を上げることを目指す。また、キャップを色分けすることで付加価値が上がることから、九州工業大学でキャップの色分け選別の技術開発を実施し、集められたキャップはプラスチック再生事業者である(株)プラテクノマテリアルで再資源化する。八女市では、実証実験の結果や共同研究の成果を見極めつつ、本格実施に移行する予定。
情報源 |
福岡県 記者発表資料(PDF)
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機関 | 福岡県 |
分野 |
ごみ・リサイクル |
キーワード | リサイクル | ペットボトル | 実証実験 | 福岡県 | 九州工業大学 | 八女市 | キャップ | プラテクノマテリアル | 飯塚市 |
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