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 シャープ(株)、年間生産能力1GW規模まで拡張可能な薄膜太陽電池堺新工場を建設へ

発表日:2008.03.27


  シャープ(株)は、今後予想される太陽電池市場の急速な拡大に対応するため、年間生産能力1ギガワット(GW)規模まで拡張可能な薄膜太陽電池工場を大阪府堺市に建設する。その第一次展開として、まず480メガワット(MW)のセル生産体制を整え、2010年3月までに生産を開始する。これにより、同社の薄膜太陽電池の総生産能力は、葛城工場(奈良県)の160MWもあわせて、2010年4月にグローバルで1GW体制にまで拡大する。堺新工場では、TFT液晶の薄膜技術を水平展開し、最先端の液晶パネル工場と薄膜太陽電池工場を併設することで、同じ敷地内にインフラ施設や部材メーカーの工場を集積。また、東京エレクトロン(株)との共同開発による、大型ガラス基板を採用した新規製造設備を導入することで生産効率を飛躍的に向上させるという。

情報源 シャープ(株) ニュースリリース
機関 シャープ(株)
分野 地球環境
キーワード 太陽電池 | シャープ | 薄膜
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