国内ニュース


 シャープ(株)、タイ王国の太陽光発電所へ薄膜太陽電池を供給

発表日:2010.07.01


  シャープは、タイ王国の独立発電事業者NED社より、世界最大規模の太陽光発電所(73MW)の薄膜太陽電池モジュール・周辺システムの供給ならびに建設を受注したと発表した。今後、2010年7月中に太陽光発電所を着工し、2011年末までに運転を開始する予定。年間を通じて日射量が多いタイ王国では、総電力需要における再生可能エネルギーの導入量を2022年までに20%に引き上げる目標を掲げるなど、太陽光発電の利用拡大が期待されている。今回、高温時において結晶太陽電池よりも温度特性に優れる薄膜太陽電池が、年間平均気温の高い同国での太陽光発電所に適していることから、薄膜太陽電池の量産実績がある同社が採用されたという。また、同社は今回、同国最大手の建設会社であるITD社/ITE社と連携し、設計や工事を手掛ける。今後も同社は、太陽電池モジュールの供給だけでなく、太陽光発電所の機器調達・システム設計・工事までを一括して提供するビジネスモデルを展開していくという。

情報源 シャープ(株) ニュースリリース
機関 シャープ(株)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 太陽電池 | シャープ | タイ | 薄膜 | モジュール
関連ニュース

関連する環境技術