コニカミノルタグループは、国内全15生産拠点で「ゼロエミッションレベル2」を達成した。同社のゼロエミッション活動におけるレベル2の条件は、レベル1の3つの条件(再資源化率90%以上など)を維持しつつ、生産工程で製品以外に発生する全ての排出物を、2001年度を基準として、売上高あたり30%以上削減するというもの。このたび、医療関連処理機器の製造・販売を行うコニカミノルタテクノプロダクトでは、梱包材の再利用や業者との通箱化を実施し、光学部品などを生産するコニカミノルタコンポーネンツでは、通箱化に加えてプラスチック端材のリサイクルなどの施策により、それぞれレベル2を達成。これにより国内全15生産拠点でレベル2達成となった。同社では、海外全生産拠点でも2009年度中にレベル2の達成を目指すという。