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 (株)富士フイルムメディアクレスト、使用済みのCDやDVDから再度CDなどを生産するリサイクルを開始

発表日:2011.11.15


  (株)富士フイルムメディアクレストは、使用済みのCDやDVDから、主原材料のポリカーボネート樹脂を分離し、それらを使って再度CDやDVDを生産する「CD/DVD Disc to Disc リサイクル」を平成23年11月16日より開始すると発表した。現在使われているCDやDVDは一定期間の使用後、回収されて大半が産業廃棄物として裁断・廃棄処理されている。またCDやDVDの生産工場でも、製品として出荷されなかった廃CD・DVDが産業廃棄物として処理されている。現在、これらの一部は回収され、低純度のリサイクルプラスチック材料として使用されているが、CDやDVDの材料として再び使用する循環型リサイクルシステムは、これまで品質上の課題があり、確立されていなかった。今回、同社が開発したリサイクルシステムは、使用済みのCDやDVDから、主要原材料のポリカーボネート樹脂を分離し、異物をほぼ完全に除去してペレット化する技術(パナック工業(株)が確立)を採用。これにより、ポリカーボネート樹脂のバージン材のみを使用した場合に比べ、材料生産時のCO2排出量を最大約45%削減できるという。

情報源 富士フイルム(株) ニュースリリース
機関 (株)富士フイルムメディアクレスト 富士フイルム(株)
分野 ごみ・リサイクル
キーワード CO2 | リサイクル | 産業廃棄物 | プラスチック | ペレット | DVD | 富士フイルムメディアクレスト | CD | ポリカーボネート樹脂 | 循環型
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