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 東京ガス(株)、神奈川県知事公舎に「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」を設置

発表日:2008.04.10


  東京ガス(株)は、松下電器産業(株)と共同開発した「家庭用燃料電池コージェネレーションシステム」(以下「家庭用燃料電池」)を神奈川県知事公舎に設置し、今月から稼動を開始した。「家庭用燃料電池」は、都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電し、同時に発生する熱で給湯も行う、エネルギー効率の高いコージェネレーションシステム。同社の試算によると、従来のシステムと比較してCO2排出量を約45%、一次エネルギー消費量を約31%削減可能であり、その環境性・省エネルギー性は、国が進める「Cool Earth」における、21のエネルギー革新技術の1つにも選定されている。今回は、神奈川県の地球温暖化防止行動「クールネッサンス宣言」の一環として、知事公舎に「家庭用燃料電池」を設置。その運転データを県から定期的に提供してもらい、今後の技術開発に活かしていくという。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株)
分野 地球環境
キーワード 東京ガス
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