神奈川県は、「かながわソーラーバンクシステム」の設置プランを決定したと発表した。同県では、住宅用太陽光発電の普及拡大に向けて、県と参加事業者が協力し、太陽光発電設備をリーズナブルな価格(安価)で、安心して設置するための取組「かながわソーラーバンクシステム」を開始した。同システムでは、参加事業者が提案する太陽光発電設備の設置プランを県が評価・選考し、参加事業者と県との間で役割分担等について協定を締結。その後、県が運営するかながわソーラーセンター(受付・相談窓口)が、太陽光発電設備の設置を希望する県民の見積申込を受付け、設置プランを提案した参加事業者に取り次ぎ、県民と参加事業者の協議を経て太陽光発電設備が設置される仕組み。今回、事業者から設置プランを公募した結果、33件(12事業者)を設置プランとして決定した。同県では、今後、設置プランに基づき、プランの参考価格や条件の表記について各事業者と調整を行っていくという。なお、かながわソーラーセンターは、平成23年12月22日(木)に開設される。