神奈川県は、「かながわソーラーバンクシステム」の設置プランを追加したと発表した。同県では、住宅用太陽光発電の普及拡大に向けて、県と参加事業者が協力し、太陽光発電設備を導入しやすい価格で、安心して設置するための取組「かながわソーラーバンクシステム」を運用している。同システムでは、参加事業者が提案する太陽光発電設備の設置プランを県が評価・選考し、参加事業者と県との間で役割分担等について協定を締結。その後、県が運営するかながわソーラーセンター(受付・相談窓口)が、太陽光発電設備の設置を希望する県民の見積申込を受付け、設置プランを提案した参加事業者に取り次ぎ、県民と参加事業者の協議を経て太陽光発電設備が設置される仕組み。今回、平成24年4月から6月までの期間を対象として、設置プランを追加公募した結果、59件を追加。これにより、継続する28件と合わせると87件となった。その内21件については、計算上、「実質負担ゼロ」の見込みとなるプランで、従来の5件から4倍増となった。同県では、平成24年4月11日(水)から「かながわソーラーセンター」において、これらのプランの見積申込受付を開始するという。