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 JST、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-EU研究交流」における平成23年度新規課題を決定

発表日:2011.12.28


  (独)科学技術振興機構(JST)は、欧州委員会研究総局(EC DG RTD)と共同で、戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-EU研究交流」における研究交流課題を決定した。戦略的国際科学技術協力推進事業「日本-EU研究交流」は、日本とEUの政府間合意に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定したEUとの協力分野「環境分野」における研究交流を実施することにより、日本とEUとの科学技術分野における協力および日本の科学技術の将来の発展に資することを目的としている。今回、JSTとEC DG RTDは、同分野における課題採択を行い、「環境」に関する4件の研究交流課題を支援すること決定した。採択されたのは、1)工業用ナノ粒子の健康および環境における潜在的リスク管理に関する研究、2)東シベリア北極陸域生態系の永久凍土と温室効果ガスの動態、3)天候および海洋と水についての全球地球観測システムを利用した相互流通性、4)ストレス条件下における穀物根の養分獲得能の強化の4件。研究期間は支援開始から3年間を予定している。

情報源 (独)科学技術振興機構(JST) プレスリリース
機関 (独)科学技術振興機構(JST)
分野 地球環境
健康・化学物質
自然環境
キーワード 生態系 | 温室効果ガス | 科学技術振興機構 | JST | EU | 文部科学省 | 地球観測 | リスク管理 | 永久凍土 | EC DG RTD
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