(株)GSユアサは、同社のアイドリングストップ車用鉛蓄電池が、ダイハツ工業(株)が2011年11月に一部改良し販売を開始した軽自動車に採用されたと発表した。アイドリングストップシステム搭載車は、信号待ちや交通渋滞などで停車した際にエンジンを停止させるため、燃費の向上ならびにCO2排出量の削減に有効な車両として注目されている。今回採用された同電池は、従来の始動用鉛蓄電池と比較して、より優れた「高出力」、「高入力(充電受入性)」、および「高耐久性」の3つの性能を備えており、エンジン停止時のカーナビ、オーディオ、エアコンなどへの電力供給をはじめ、エンジン再始動時の大電流供給やブレーキ制動時の回生電力を充電する役割を担う。これらの性能は、今回販売されるダイハツの軽自動車における大幅な低燃費化(例:27.0km/L(JC08モード、2WD車))に貢献したという。同社では、今後さらに、アイドリングストップ車用鉛蓄電池のラインナップを拡充するとともに、海外生産拠点へも積極的な展開を図り、世界的なアイドリングストップ車普及への対応を通じて環境負荷低減に貢献していくという。
情報源 |
(株)GSユアサ ニュースリリース(PDF)
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機関 | (株)GSユアサ |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 燃費 | CO2 | エコドライブ | アイドリングストップ | 鉛蓄電池 | 軽自動車 | ダイハツ工業 | GSユアサ |
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