農林水産省、「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)作業の手引き」を公表

発表日:2012.03.02

農林水産省は、「農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)作業の手引き」を公表した。これは、農地土壌の放射性物質除去技術(除染技術)について理解を深めるとともに、実際に現場で除染事業に携わる事業者にとって、安全で効果的・効率的な作業の参考となるよう、具体的な作業の手順や留意事項等を手引きとしてとりまとめたもの。同手引きでは、1)基本的な表土削り取り、2)固化剤を用いた削り取り、3)牧草地等での表土剥ぎ取り、4)水による土壌攪拌・除去、5)反転耕、の技術について、事前の作業、具体的な除染作業の手順、準備する用具や機器、留意事項等を説明している。また巻末では、放射性物質による汚染濃度が低レベルな場合に効果的な反転耕を実施する際の機器の選定や留意事項について詳細な解説を行うとともに、空間線量率から土壌の放射性セシウム濃度を推計する際の参考として、土壌の放射性セシウム濃度と空間線量率の関係について解説している。同省では、国の除染実施関係部局、地方自治体等関係機関に同手引きを周知するとともに、厚生労働省が策定した除染作業の放射線障害防止のためのガイドラインと併せて、福島県内の農地除染に関係する市町村や除染実施事業者等を対象に説明会を開催する予定。また、現在行っている実証試験等のデータの蓄積に伴い、手引きの内容を随時改訂していくとしている。

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