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 農林水産省、福島県の森林における土壌等に含まれる放射性セシウムの濃度の測定結果を公表

発表日:2012.03.01


  農林水産省は、福島県の森林における土壌等に含まれる放射性セシウムの濃度の調査結果を公表した。同省では、東京電力福島第一原子力発電所の事故により生じた、森林における放射性物質の分布状況調査等を進めている。今回、放射性物質による森林の汚染状況について広範囲に把握することを目的として、福島県内の森林を対象とする空間線量率と土壌等に含まれる放射性物質の濃度の調査(福島県内全391箇所)を実施し、測定結果を地図上に取りまとめた。調査の結果、1)落葉層と土壌の放射性セシウムの濃度の高い地点、1平方メートルあたりの放射性セシウムの蓄積量の多い地点の分布は、平成23年12月27日に公表した空間線量率の高い地点の分布と同じ傾向を示すこと、2)ほぼ全ての調査地点で土壌よりも落葉層の放射性セシウムの濃度の方が高いこと、などがわかった。同省では、今回の結果のみならず、他の調査や実証試験の結果等を踏まえながら、引き続き森林の除染や森林からの放射性物質の拡散防止等に向けた取組を進めていくという。

情報源 農林水産省 報道発表資料
機関 農林水産省
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード 森林 | 農林水産省 | 土壌 | 落葉 | 福島県 | 放射性物質 | 福島第一原子力発電所 | 放射性セシウム | 除染 | 空間線量率
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