宮城県は、青森県八戸市における宮城県石巻市内の災害廃棄物の処理試験結果を発表した。同県では、東日本大震災により発生した災害廃棄物の処理に関して、青森県八戸市及び八戸セメント(株)との間で「災害廃棄物処理に関する基本協定」を締結している。今回、平成24年3月9日に、八戸セメント(株)において、石巻市内で発生した廃飼料約10トンの処理試験を実施し、放射線量等のモニタリングを行ったところ、放射線量率は0.04~0.05マイクロシーベルト/時、排ガス中の放射性セシウム濃度は不検出(検出限界値0.1~0.4)で、異常がないことを確認した。これにより、同月22日から本処理を開始することとなった。処理量は、1日40トン程度を予定し、平成23年度から平成25年度の総量は、19,000トンの予定。
情報源 |
宮城県 記者発表資料(PDF)
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機関 | 宮城県 |
分野 |
健康・化学物質 |
キーワード | 飼料 | 宮城県 | 放射性セシウム | 東日本大震災 | 放射線量 | 災害廃棄物 | 広域処理 | 石巻市 | 八戸市 | 八戸セメント |
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