国内ニュース


 秋田県、災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査結果等を公表

発表日:2012.03.22


  秋田県は、災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査の結果を公表した。同調査は、岩手県宮古市の災害廃棄物の広域処理を予定している大仙美郷環境事業組合(秋田県大仙市)が、試験焼却処理を行うに当たって、事前に受入基準や処理の安全性を確認するため、実施したもの。災害廃棄物の遮蔽線量率、放射性セシウム濃度及びPCB濃度並びに選別・破砕処理エリアの空間放射線量率及びアスベスト濃度を測定した結果、全ての項目で、「秋田県における災害廃棄物の処理に関するガイドライン」に定める目安値を大幅に下回っていた。また、焼却施設である大仙美郷クリーンセンター及び一般廃棄物最終処分場において、施設敷地境界の空間放射線量率、施設周辺の土壌及び地下水の放射性セシウム濃度などを測定した結果、これまで県内で観測されているレベルと同程度であった。同調査により、秋田県内で安全に処理できるものであることが確認できたことから、試験焼却処理を平成24年3月26日(月)から28日(水)まで実施することとなった。

情報源 秋田県 災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査結果等について
秋田県 災害廃棄物の試験焼却処理に係る事前調査結果(2)について
機関 秋田県
分野 ごみ・リサイクル
健康・化学物質
キーワード 焼却処理 | アスベスト | PCB | 秋田県 | 放射性セシウム | 災害廃棄物 | 宮古市 | 広域処理 | 空間放射線量率 | 大仙美郷環境事業組合
関連ニュース

関連する環境技術