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 国土交通省、津波被害予測等に活用できる高精度な数値標高データを公開

発表日:2012.03.28


  国土交通省は、津波被害予測等に活用できる高精度な数値標高データを公開したと発表した。平成24年3月28日より、国土地理院のウェブサイトで基盤地図情報(数値標高モデル)5mメッシュ(標高))として提供を開始する。このデータは、平成17年~平成21年にかけて同省が実施した、1級河川沿いを中心とする航空レーザ測量をもとに作成したもの。今回公開する面積は、国土の約35%に当たる約134,000km2で、すでに国土地理院より公開しているものも含めると、合計で約170,000km2(国土の約45%)の地域で高精度な数値標高データが提供されることとなる。このような詳細な地形データを用いることにより、洪水、高潮、津波等による浸水被害の予測や土砂災害の危険性の調査等の高度化が期待されるほか、だれでも様々な用途に利活用が可能となるという。なお、今回の成果は東北地方太平洋沖地震の発災前に整備したものであり、特に東北地方整備局管内及びその周辺では、位置精度が基準を満たさない場合等があるため、測量の位置の基準としては使用できない。同地震の後に実施した測量成果は、平成24年8月以降、順次提供される予定という。

情報源 国土交通省 報道発表資料
国土地理院 報道発表資料
機関 国土交通省 国土地理院
分野 自然環境
環境総合
キーワード 国土交通省 | 地形データ | 洪水 | 高精度 | 東北地方太平洋沖地震 | 国土地理院 | 津波 | 数値標高データ | 被害予測 | 高潮
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