愛知県は、生態系に著しく悪影響を及ぼすおそれのある沿岸域の移入種を決定したと発表した。同県では、自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例において、生態系に著しく悪影響を及ぼすおそれのある、海外または国内の他地域から人為的に持ち込まれた生物種(移入種)の公表を行う規定を設け、これまでに淡水域・陸域等における移入種を公表している。今回、この規定に基づき、沿岸域の移入種について、チチュウカイミドリガニなど動物4種類、ヒガタアシなど植物3種類の合計7種類を決定した。これにより、公表種の生きている個体をみだりに放ち、又は植栽し、若しくはその種子をまくことが禁止される。なお、適切な管理のもとで飼育、栽培することは、規制対象ではない。同県では今後、公表種の分布状況や生態系への影響の内容及び防除方法などに関する情報について、ホームページ、チラシ、説明会等により県民や市町村等に幅広く周知を図り、拡散防止に努めていくという。
情報源 |
愛知県 記者発表
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機関 | 愛知県 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 植物 | 愛知県 | 希少種 | 条例 | 沿岸域 | 生物種 | 動物 | 移入種 |
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