サントリーミドリエ(株)とトヨタ自動車(株)は、中国での環境緑化事業で協力し、上海に合弁会社を設立すると発表した。サントリーミドリエは、土壌に代わる新素材を独自開発・販売し、壁面緑化を中心に、すでに中国で緑化ビジネスを手がけている。一方トヨタは、日本国内で地球環境に貢献する多数の環境緑化植物を開発、販売している。今回設立する合弁会社「トヨタサントリーミドリエ(上海)園芸有限会社」では、中国の都市部を中心に緑化への需要が高まっていることから、まずはその所在地である上海市を中心に、両社が保有する環境緑化向け資材、植物を販売する。また、2013年を目処に、サントリーミドリエの資材とトヨタの環境緑化植物を融合した共同開発商品の中国市場投入を目指す。トヨタサントリーミドリエでは、都市緑化事業を進めることで、中国の地域環境、緑のある街づくりに貢献していくという。