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 三菱地所(株)、環境モデルビルの開発に着手

発表日:2012.04.26


  三菱地所(株)は、東京都中央区日本橋茅場町で、先進の環境技術を導入した環境モデルビルの開発に、2012年6月15日付で着手すると発表した。同社では、これまでオフィスの生産性・快適性と環境性能が両立する環境技術の確立を目指し、丸の内エリアの環境戦略拠点「エコッツェリア」や自社オフィス内等で、実証実験を進めてきた。今回、その検証を踏まえた最新の環境技術を盛り込んだ環境モデルビルを新たに開発する。導入する主要技術は、「知的照明システム」と「ハイブリッド輻射空調システム」。日本で初めて両技術を複合的にテナントビルに導入することで、照明と空調というオフィスビルの二大電力使用要因を削減する。また、「二層吹抜自然換気システム」、「エコグリッド」(日射遮蔽ルーバー)という2つの環境技術を外装に表した特徴的な外観を形成する。これらの技術により、同ビルは一般のオフィスビルに比べ使用エネルギー(CO2換算)を約45%削減できる見込み。なお、同ビルの竣工は、2013年5月の予定。

情報源 三菱地所(株) ニュースリリース(PDF)
機関 三菱地所(株)
分野 地球環境
キーワード CO2 | 環境技術 | ビル | 照明 | ハイブリッド | 日射遮蔽 | モデル | 三菱地所 | 輻射空調
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