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 (株)富士経済、水資源関連ビジネス市場を調査

発表日:2012.05.15


  (株)富士経済は、水資源関連ビジネス市場を調査し、その結果をまとめた報告書「2012年版 水資源関連市場の現状と将来展望」を発表した。この調査では、水資源の持続可能な利用に必要な水処理膜/薬品などの部材(12品目)や水・汚泥処理装置/プラント(10品目)、水処理の維持・管理等のサービス(5品目)に焦点をあて、それぞれの市場や参入企業の動向、水資源をめぐる各国の状況などについて調査を実施。これによると、水処理膜では、活性汚泥法と膜処理を組み合わせたMBR(膜分離活性汚泥法)向けを中心にMF膜/UF膜の需要が多いほか、成長分野である海水淡水化と廃水再利用ではRO膜の使用が増加している。装置/プラント市場については、大規模な海水淡水化プロジェクトがなかった影響で、2011年は一時的に市場が落ち込んだが、新興地域の工業化・都市化によるインフラ整備の進展や、環境規制の強化(特にバラスト水管理システムは条約の発効の決定)により、今後は市場が拡大し、2015年には2011年比1.8倍の6,347億円になると予測されるという。

情報源 富士経済グループ プレスリリース(PDF)
機関 富士経済グループ (株)富士経済
分野 水・土壌環境
キーワード 水処理膜 | 汚泥処理 | バラスト水 | 海水淡水化 | プラント | 水資源 | 水処理 | 富士経済 | 環境規制
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