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 政府、国連持続可能な開発会議(リオ+20)の概要と評価を公表

発表日:2012.06.24


  政府は、平成24年6月20日(水)から22日(金)までブラジルのリオデジャネイロで開催された「国連持続可能な開発会議(リオ+20)」の概要と評価を公表した。同会議では、1)グリーン経済に向けた取組の推進、2)持続可能な開発を推進するための制度的枠組み、3)防災や未来型のまちづくり、などが議論され、22日夜に成果文書「我々の求める未来」を採択した。主な内容は、1)グリーン経済は持続可能な開発を達成する上で重要なツールで、それを追求する国による共通の取組として認識すること、2)持続可能な開発に関するハイレベル・フォーラムの創設等、3)都市、防災を始めとする26の分野別取組についての合意、4)持続可能な開発目標(SDGs)について政府間交渉のプロセスの立ち上げ、5)持続可能な開発ファイナンシング戦略に関する報告書を2014年までに作成すること、などである。ただし、グリーン経済、制度的枠組みについては、参加国間の考え方に依然隔たりが多く、今後さらに議論を深める必要がある。日本政府では、同会議で、1)「環境未来都市」の世界への普及、2)世界のグリーン経済移行への貢献、3)災害に強い強靱な社会づくりの3つを柱とした「緑の未来イニシアティブ」を表明した。

情報源 外務省 国連持続可能な開発会議(リオ+20)(概要と評価)
機関 外務省
分野 地球環境
キーワード 国連 | 外務省 | 持続可能 | グリーン経済 | イニシアティブ | リオ+20 | 環境未来都市 | 制度的枠組み | SDGs
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